唇の荒れ・皮むけは掻破行動が原因?問い合わせへの回答

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私は数年間ひどい唇の荒れに悩まされていて、このブログでもいくつか解決策を探ってきました。

昨夜、以前書いた口唇炎についての記事に高校生の方からコメントをいただいたのですが、

同じように悩んでいる方は多いだろうと思い(年齢性別関係なく)、返信を兼ねて記事として取り上げさせていただくことにしました。

亜鉛は唇の荒れにもおすすめなサプリメント
前回の記事のつづきです。 唇の荒れがひどすぎたので皮膚科を受診してきました 皮膚科で処方してもらったビタミン剤2種類、2週間分を飲み...

今回いただいたコメントはこちらです。(以下引用)

こんにちは、
私も唇の荒れにすごく悩んでいます。
血が滲むような感じはないのですが、それ以外はユキノアメさんと同じ症状が出ていると思います。
まだ高校生なのですが、一・二年ほど前から特に唇の荒れがひどくなりました。
「特に」と言ったのは、もともと唇を舐める癖があったり、ストレスなどで無意識に(あまり深く考えず)皮をむいたりすることもあったので、一時的に荒れることもありました。

ですが、高校1年か2年生のときにストレスのせいか唇の皮を我慢できず全部むいてしまった時があったのかもしれません(下唇)。そのときはとにかく「皮をむく」という行為にどこか満足感のようなものを覚えていましたが、そのときから恐らく本格的に唇の荒れがひどくなって今のような状態になったのだと思います。

以前は、「浅く」皮がむけたりするといった感じ、対して今は、「深く」皮がむける感じがします。

高校生なので、口紅とまでは行かなくても、色付きリップやグロス、リップティントなどは塗りたくても塗れないし、生え変わる皮もガサガサで、皮の端っこのほうがめくれてきて、見た目が悪いです。物凄く恥ずかしいのに、どうすることもできなくて…
最近は見た目が悪いので人と顔を合わせて話すのが恥ずかしく、めくれてきた端っこの皮を小さなハサミ(眉毛カット用の?)で切るようにしています。口(歯)ではがしてしまうよりかはいいかな思って…。

ユキノアメさんと同様、薬用のリップなどを塗っても結局は皮がむけてきてしまうので、今は舐める癖も治して、なるべく水分で濡らしたりしないように、何もせずに回復を待っているという状態なのですが…

ネットでユキノアメさんの記事を見て、もしかしたら私と同じかもと思ってコメントさせていただいています。

さていくつか質問をしたいのですが、

①皮膚科に行って薬をもらったほうがいいのでしょうか?
ネットで調べてみても病院に行って良くなったとか、ましになったという意見があまり見られなかったのです。私のような段階まで来ると、完治は無理かもしれませんが、ここまで治ったならいいよねと思えるほどまでには治したいのです。つまり、病院に行った方の中で、前向きな感想を見つけられませんでした。だから、皮膚科に行ってもあまり意味はないのかな?と思っています。
それとも行くだけ行って話を聞いてもらうだけでも行く価値があるでしょうか?

②この記事に書かれている「亜鉛」のサプリメントなのですが、
私は、高校生だからというのもあるかもしれませんがユキノアメさんのように唇の症状以外の抜け毛、爪が剥がれやすいといった症状はないです。そんな私でも「亜鉛」のサプリメントを飲むことは十分でしょうか?過度ではないでしょうか?
唇の荒れがましになるのなら、すぐに亜鉛のサプリメントを試したいと思っています。

質問は以上です。
長々とすみませんでした。
でも正直まわりにはこんなに荒れている人がいなくて、本当に困っていたのでこの記事を見つけてホッとしています…

ユキノアメさんと私の症状がどこまで似ているか正確にはわからない部分もあるのですが、ぜひアドバイスをお願いします。

きりんさん、コメントありがとうございます。

痛いほど気持ちがわかります(泣)

  • 無意識的に唇を舐めたり、皮をむく癖があった
  • 唇が荒れている状態が数年続いている
  • 薬用リップクリームなどを塗っても皮が向けてきてしまう

上記のような点が私と同じです。

きりんさんは高校生とのことで、その点を踏まえた上でお返事してまいりたいと思います。

先に、質問に答えます。

①皮膚科に行ったほうがいいのか?

答えは「皮膚科に行ったほうがいい」です。

たしかに、インターネットで調べてみても「皮膚科に行って口唇炎治った!よかった!」という記事はあまり出てきませんよね。

私は、唇の荒れを理由に、数年間かけて何ヶ所かの皮膚科で診てもらいましたが、そのほとんどで納得のいく治療を受けることができませんでした。

「唇が荒れている理由などわからない(理由などない)」

「口唇炎を治すことは不可能(一時的に改善しても、またぶり返すだろう)」

「唇なんてみんな荒れるんだから、こんなことで受診してもしょうがないでしょ」

などなど、私としては絶望的なことをいわれることもしばしば。

そして、ビタミン剤と塗り薬をもらって終わりです。一時的に良くなることもありますし、「薬さえ塗っていれば大丈夫」となることもあります。

・・・しかし、それでもあえて皮膚科に行くことを強くおすすめします。

なぜなら、中にはものすごい名医というのがいるのも、また真実だからです。

「名医と出会えるか?出会えないか?」というのは運に任せるしかありませんが・・・。

あともうひとつ「唇の荒れを治したい!」と思ったときに、唯一頼れるのが皮膚科医であり、医薬品です。

なぜなら・・・

「医薬品」は効果がありますが、副作用もあるので、医師の処方が必要です。

「医薬部外品」は効果効能が確認されているものの、予防の範囲の程度です。

「化粧品」は「効果」自体があってはいけないものです。効果があるものは副作用もあるのですが、化粧品は効果がない反面、多くの人が安心して使えるように作られています。

このような理由から、唇の荒れに効果があるものを、皮膚科の先生に処方してもらうというのは、一番得策だと思うのです。

きりんさんが皮膚科を受診してみたところで、唇の荒れが改善されなかったとしても、「皮膚科に行く」というのはベストな選択であるということです。もちろん、運良く名医に当たれば、綺麗に治してもらえるかもしれません。

②亜鉛のサプリメントは飲んだほうがいいのか?

飲まなくていいです(笑)

まだ高校生ですし、お話を聞いたところ、亜鉛のサプリメントを飲む必要も特に感じませんでした。

亜鉛のサプリメントを飲むよりも、食事の栄養バランスや量に気を配るほうが大切です。

炭水化物(ごはん、パン、麺など)、タンパク質(肉、魚、卵、豆腐)、食物繊維(野菜、海藻、きのこ類)などを毎食バランスよく取り入れられるといいですね。

牡蠣、牛肉、豚肉などは、亜鉛が多く含まれる食材ですし、たんぱく質は美肌を作る上でも重要なので、アレルギーなどが特になければ、意識して摂取してみるといいでしょう。

もし、これから先、

  • 過度なダイエット
  • 過度な飲酒
  • 過度なストレス
  • 不規則で偏った食生活

以上のような状況になり、髪・爪・まつげ・肌などがもろくなってきた・・・と感じたら、亜鉛のサプリメントのことを思い出してみてください。というか、このような状況を作らない方がよほど大事ですが、私のようにお酒が大好きになってしまうという運命のいたずらも、なきにしもあらずです(笑)

・・・以上が、質問への答えとなります。

これから書くことは、私がきりんさんのコメントを読んでお伝えしたいと思ったことです。

高校1年か2年生のときにストレスのせいか唇の皮を我慢できず全部むいてしまった時があったのかもしれません(下唇)。そのときはとにかく「皮をむく」という行為にどこか満足感のようなものを覚えていましたが、そのときから恐らく本格的に唇の荒れがひどくなって今のような状態になったのだと思います。

現在は、「自ら剥く」というよりも先に「皮が剥けてきてしまう」ということのほうが先のようにも伺えますが、「唇の皮をついむいてしまう」ということについて、もう一度考えてみましょう。

ここに一冊の本を紹介します。

「皮膚科専門医が教える やってはいけないスキンケア」(檜垣祐子)

この本では、ニキビやアトピーで悩む患者さんが、「掻く」「触る」「こする」などの行動がやめられずに、症状が悪化してしまうということについて紹介されています。

たとえば、アトピーの患者さんは強い痒みを伴うので、かゆくてかいているうちに、「掻く」という行動が独り歩きしてしまうといいます。

そうすると、特に痒くもないのに、無意識のうちに掻いてしまい、それによって気が紛れたり、ほっとするような心理効果が得られるのだそうです。

そうして、「掻く行動(=掻破行動)」が無意識的に繰り返され、きちんと皮膚科で治療を受けているにもかかわらず、アトピーの治りが悪くなるということもあります。

これは、ニキビに悩む人にも当てはまるといいますが、私たちのように唇の荒れ・皮むけに悩む人たちにも当てはまると思いませんか?

「皮膚科専門医が教える やってはいけないスキンケア」では、無意識的にしてしまう掻破行動をやめるための対策として「スクラッチ日記」が紹介されています。

「掻いた時刻」「掻いた状況やきっかけ」などを、淡々と日記として記録していくのです。

大事なのは、無意識のうちにしてしまう掻破行動(唇の皮をむいてしまう行動)に「気付く」ことです。

気付くことで、掻破行動をやめていけるといいます。

まとめとして・・・

*皮膚科を受診する

*無意識的な「唇の皮をむく」という行動に気付いてみる

こちらの2つに加えて、

*栄養バランスのとれた食事

*十分な睡眠

*適度な運動

*入浴して体をあたためる

以上の4つにも気をつけてみると、ストレスもたまりにくくなり、そうすると肌も綺麗になるので、意識してみてくださいね。

私は、皮膚科でもらった薬をちゃんと塗り、ある程度改善したあと、リップクリームなどで保湿を欠かさないようにすることで、口紅が塗れる程度の状態まで改善しました。

ただ、もともと肌が弱いせいか、「口紅負け」しやすい状態ではあります。

以上が、私からお伝えしたいことでした。

長くなってしまいましたが、少しでもきりんさんの参考になれば幸いです。

リップグロスやティントリップなどをつけても大丈夫なくらい、きりんさんの唇が綺麗になることを祈っています。

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